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【 ブーメラン辞典・あ行 】 <アキュラシー> ブーメラン競技のアキュラシー種目の事。英語の意味は「正確さ」。競技ブーメランの中で、唯一キャッチをしなくてもよい種目。簡単な様で非常に奥が深い。 【 アキュラシー種目 】 <競技内容> 半径2mの円の中からブーメランを投げ、20m以上の距離を飛ばして、円の中心へと落とす競技で、投げた後はブーメランに触れる事は出来ません。10回投げてその合計ポイントで順位を決めます。 <得点について> 半径2mの円内・・・10点 4mの円内・・・8点 6mの円内・・・6点 8mの円内・・・4点 10mの円内・・・2点 ブーメランがライン上にある場合は、線の両側の得点の中間得点になります。 例)2m円の線上にある場合・・・9点 4m円の線上にある場合・・・7点 ※ブーメランが最終的に止まった場所が得点になります。 ※戻ってきたブーメランに触れてしまった場合、その投擲はノーポイントになります。 ↓アキュラシー競技用ブーメラン アキュラシー種目・世界記録・・・Alex Opri (99点) 2007年に記録。 アキュラシー種目・日本記録・・・本田健嗣(96点)2010年に記録。 ※オージーラウンド種目にも、アキュラシーポイントがあります。 <足キャッチ> ブーメラン競技(トリック&ダブリング種目)の規定キャッチのひとつ。 戻って来たブーメランを、足の膝から下の部分で挟んでキャッチするキャッチ方法。(自然と寝ころんでキャッチする事になる) ブーメラン競技では、ブーメランを20m飛行させなければならない。 トリックキャッチ種目での得点は10点。 キャッチした時に足の膝から下の部分を地面に付けてはいけない。(ブーメランを空中で挟まなければならない) ※現在のルールでは、キャッチ時に足が地面にバウンドする程度の接触であればOKとされている。(この部分は世界大会毎に議論となる) <穴(あな)> ブーメランの穴は、以下の様な理由で付けられています。 ホーバーリングを安定させる為。 ホーバーリングの具合(時間)の調整の為。 風に対応させる為。 飛距離をのばす為。 指の滑り止めの為。 ブーメランを軽くする為。 デザイン的なもの。 以上、競技用(FC・アキュラシー・トリックキャッチ)に多く穴が開けられています。 2枚翼に穴が少ないのは、競技用が少ないからです。(オージー競技のものには2枚翼でも、穴が開けられているものがあります) 競技はキャッチに重きが置かれますので、最終的にキャッチしやすい様に、また、色んな条件で投げないといけませんので、風に対応出来る様に、雨で指が滑らない様に、様々な場所に穴が開けられています。 翼端の穴は、飛距離調整やホバー調整や滑り止めとして、真ん中の穴は、飛距離調整、ホバー調整として開けられる場合が多いです。 <イーグルキャッチ> ブーメラン競技「トリックキャッチ&ダブリング種目」の規定キャッチのひとつ。 ホバーリングしているブーメランを上から掴み取るキャッチ方法。鷲が獲物を狩る様子に似ているところから、イーグルキャッチと名付けられた。 トリックキャッチ競技でのポイントは4点。 ダブリング種目では足キャッチとの組み合わせで行われている。 簡単なように見えて意外と難しく、ブーメランを地面に叩きつけてしまう事が多い。 真上から狙うのではなく、ブーメランの軌道に沿って斜め横から掴むと成功しやすい。 <エム・ティー・エー(MTA)> MTA(Maximum Time Aloft ) ブーメラン競技の種目の一つ。ブーメランの滞空時間を競う競技。 ブーメランを上空高く投げ上げ、出来るだけ高い場所でホバーさせ、ホバーしているブーメランを追いかけてキャッチする。 【 MTA種目 】 <競技内容> 半径50mの円内を競技エリアとして、ブーメランを上空高く飛ばし、投げてからキャッチするまでの滞空時間を競う種目です。競技エリアの中からであれば、どこから投げても、どこでキャッチしてもOKです。 キャッチ出来なかった場合や、半径50mのエリアの外でブーメランをキャッチした場合は、記録ゼロとなってしまいます。 ※ブーメランが半径50mの円外の上空にあっても、ジャンプして上空でキャッチし、50mの円内に着地することが出来れば、ポイントとなります。 <得点について> 一人5投し、上位タイム3つの合計ポイントで競います。 ↓MTA競技用ブーメラン ※MTA種目・世界記録(1投での最長記録)・・・Nick Citoli(139,10秒)2010年に記録。 ※MTA種目・日本記録(1投での最長記録)・・・武富治樹(80,84秒)2006年に記録。 <エンデュランス> ブーメラン競技のエンデュランス種目の事。日本ではあまり行われていなかった種目だが、近年の日本ブーメラン協会主催の競技会では、毎回開催される様になっている。 【 エンデュランス種目 】 <競技内容> 半径2m円内からブーメランを投げ、20m以上の飛距離を飛ばして、5分間に何回キャッチしたかを競う競技です。 <競技ルール> ※2mの円内から投げること。 ※中心点から20m以上の飛距離があること。 ※認められたブーメラン1本を使用すること。(途中で交換する場合は、使用中のブーメランを中心円に戻してから、別のブーメランを使用すること) ※最後のスローイングは、最初に投げた時から5分以内とする。5分以内に投げたものは有効となります。 ※準備時間は15秒で、ブーメランを投げていなくても、15秒を過ぎた時点からタイムは計測されます。 ※ブーメランの飛距離が20mに満たない場合は、投げた回数にカウントされません。ブーメランをキャッチ出来なかった場合も同く、カウントされません。 ↓エンデュランス競技用ブーメラン ※エンデュランス種目・世界記録・・・Manuel Schutz(81回)2005年に記録。 ※エンデュランス種目・日本記録・・・本田健嗣(68回)2010年に記録。 <オーストラリアンラウンド(オージーラウンド)> ブーメラン競技のオーストラリアンラウンド種目の事。「オージーラウンド」又は「オージー」と略す事が多い。ブーメランの王道とも言える競技で、選手の間でも人気が高い。 【 オーストラリアンラウンド(オージーラウンド)種目 】 <競技内容> ブーメランの3大要素である、「正確さ」「飛距離」「キャッチ」の全てがポイントの対象となります。競技者は、半径2mの円内からブーメランを投げ、出来るだけ遠くへ飛ばし(50mが最高ポイント)、出来るだけ投げた地点近くに戻し、それをキャッチします。1人5回投げて、5回の合計ポイントで順位を決定します。 <得点について> まず、以下のことを満たしていない場合は、ポイントが入りません。 #1・・・半径2mの円内から投げる事。 #2・・・飛距離が中心点から20m以上である事。 #3・・・正確さ、または、キャッチの得点がある事。 ※正確さポイント キャッチ、または、ブーメランが静止した位置が、半径10mの円内にある場合に、ポイントが与えられます。 半径2m円内・・・10点 半径4m円内・・・8点 半径6m円内・・・6点 半径8m円内・・・4点 半径10m円内・・・2点 半径10m円外・・・0点 (線上又は両円にまたがる場合は、中間点(奇数)とする) (30m未満の飛行の場合、アキュラシーポイントはゼロとなります) ※キャッチポイント キャッチした位置により、以下のように、ポイントが与えられます。 半径20m円内・・・4点 半径20m円上・・・3点 半径50m円内・・・2点 半径50m円上・・・1点 半径50m円外・・・0点 (20m未満の飛行の場合、キャッチポイントはゼロとなります) ※飛距離ポイント 飛距離の得点は、「正確さ」又は「キャッチ」のポイントが得られた場合のみ、以下の得点が加算されます。 半径50mの円を超えた場合・・・(6点) 半径40mの円を超えた場合・・・(4点) 半径30mの円を超えた場合・・・(2点) 半径20mの円を超えた場合・・・(0点) ※ラウンド 一人5投し、その合計ポイントが得点となります。1投での最高得点は20点で、5投パーフェクトだと100点です。 ↓オージーラウンド競技用ブーメラン ※オージーラウンド種目・世界記録・・・Fridolin Frost(99点)2007年に記録。 ※オージーラウンド種目・日本記録・・・飯塚宣行(91点)2009年に記録。 <遠賀川河川敷ブーメラン定期練習会> WEST JAPAN BOOMERANG CLUB が主催している、ブーメランの定期練習会。 開催場所:福岡県中間市遠賀川河川敷(中間大橋と中間小学校の中間地点) 日時:毎月第2日曜日 10時〜12時 ※第2日曜日にブーメラン競技会(イベント)が開催される場合は、第3日曜日へスライドします。 参加費:無料(ブーメランも無料レンタル) 使用ブーメラン:スカイラン(ソフトブーメラン ※初心者の方、ブーメラン競技に興味がある方、親子でのご参加大歓迎です! ※ハードブーメランにチャレンジしたい方は、ゴーグルとグローブをご持参下さい。 雨天:中止 ※場所は貸切ではございませんので、野球等でグラウンドが使用されている場合は、他の場所に移動します。 初めて参加される方は、下記の連絡先までお問い合わせください。 MAIL: kiwi-house@boomeran-shop.com ↓練習会の模様。 ブーメラン辞典 (あ行)・(か行)・ (さ行)・ (た行)・ (な行/は行)・ (ま行/や行)・ (ら行/わ行) |