|
【 ブーメラン辞典・た行 】 <チームリレー(Team Relay)> 世界大会の団体戦で開催される、チーム競技種目のひとつ。 スタート地点から、30m先にある半径4mの円まで走って行き、円の中からブーメランを30m飛ばしてキャッチ。キャッチしたら円の中を通ってスタート地点まで走って戻り、次の選手にタッチ。4人の選手が参加して全員が2回ずつ投げ、最後の選手がゴールするまでのタイムを競う。 チームリレーは、同じ4mサークルを使って2チームが同時に行なう。タイム競技だが、直接対戦するチームとの勝負もあり、見ていて面白い種目である。 <ディングルアームスロー> 2枚翼ブーメランを投げる時に、ディングルアームの翼端を握って投げる投げ方を「ディングルアームスロー」と言う。 ブーメランをスムースに投げ出す事が出来るので、初心者の方にはこの投げ方がお勧めです。 ↓ディングルアームスローの持ち方 <トリックキャッチ&ジャグリング> ブーメラン競技種目のひとつ。6種目ある競技の中で1番難易度は高い。ダブリングは高度なチューニング能力も必要となる。 以下、競技の解説です。 【 トリックキャッチ&ダブリング種目 】 <競技内容> トリックキャッチは、指定されたキャッチを順番に行い、そのキャッチの難易度によってポイントが加算されます。 ダブリングは、ブーメランを2本同時に投げて、それぞれ、時間差を付けて舞い降りるようにチューニングされたブーメランを、指定された方法でキャッチします。 <必要条件> #1・・・半径2mの中心円内から投げること。 #2・・・中心点から20m以上の飛距離があること。 #3・・・指定されたキャッチの方法でキャッチすること。 <ポイント> ※指定された方法のキャッチが成功した場合に決められた得点があたえられます。 ※キャッチの順序、種類、ポイントは以下のとおりです。 『トリックキャッチ』(シングル) 1投目・・・左手片手キャッチ(2点) 2投目・・・右手片手キャッチ(2点) 3投目・・・背中キャッチ(3点) 4投目・・・股下キャッチ(3点) 5投目・・・イーグルキャッチ(4点) 6投目・・・ハッキーキャッチ(6点) 7投目・・・トンネルキャッチ(6点) 8投目・・・片手背中キャッチ(7点) 9投目・・・片手股下キャッチ(7点) 10投目・・・足キャッチ(10点) ※キャッチの解説 (イーグルキャッチ:ブーメランを押さえ込むように、上から片手でキャッチ) (ハッキーキャッチ:ブーメランを膝から下の部分で蹴り上げてキャッチ) (トンネルキャッチ:両足を地面に付けたまま、股下から手を伸ばして両手でキャッチ) (足キャッチ:ブーメランを膝から下の両足で挟んでキャッチ・地面に足が着くとポイントになりません) ↓トリックキャッチの解説ビデオです! 『ダブリング』 1投目・・・背中キャッチ(3点)+股下キャッチ(3点) 2投目・・・左手片手キャッチ(2点)+ハッキーキャッチ(6点) 3投目・・・右手片手キャッチ(2点)+トンネルキャッチ(6点) 4投目・・・片手背中キャッチ(7点)+片手股下キャッチ(7点) 5投目・・・イーグルキャッチ(4点)+足キャッチ(10点) ※2つの種類のキャッチは、どちらが先でもOKです。 ※1本目のキャッチが失敗した場合は、2本目も同じキャッチにトライできます。 パーフェクトは100点です。 ※全部の投げ方を終えてパーフェクトの場合は、また1番最初の左手片手キャッチからトライして行き、失敗するまでのポイントが加算されます。 ↓ダブリングの動画です! ↓トリックキャッチ競技用ブーメラン トリックキャッチ&ダブリング・世界記録・・・Manuel Schutz(533点)2009年に記録 トリックキャッチ&ダブリング・日本記録・・・武富治樹(172点)2006年に記録 <トンネルキャッチ> ブーメラン競技のトリック&ダブリング種目の規定キャッチのひとつ。 両足を地面に付けたまま片手を股下に通し、股下に通さない方のもう一方の手と、ブーメランを挟さんでキャッチする。 キャッチしたブーメランは、股下を通した方の手で、両足の間を通して抜き取らなければならない。股下に通す手は、右手でも左手でもOK。通す手の方向も、足の裏側から通しても、前側から通してもよい。 競技ではブーメランを20m飛行させなければならない。 トリックキャッチ競技でのポイントは6点。 ブーメラン辞典 (あ行)・(か行)・ (さ行)・ (た行)・ (な行/は行)・ (ま行/や行)・ (ら行/わ行) |